Arasが大手独立調査会社にPLMのリーディングカンパニーと評されました

※本記事は、2017年12月7日にAras Corporation JASON KASPERによって投稿された記事を和訳したものです。

Arasの顧客は、PLMの可能性を見直しています。 業界の注目が集まっているのです。

製品はどんどん複雑になっています。レガシーPLMや、今の複雑な製品環境に「対応できる」という謳い文句に頼っていると、もっと賢く進化する競合に置いていかれることになります。今日まで、スプレッドシートやメールが分断されたデータやプロセスを繋ぎ合わせていました。しかし、これまでのレガシーPLMで明らかになっている通り、製品の複雑さを埋められる優れたスプレッドシートなんてものは存在しません。これまで使うことができた仕組みでさえ、今後使い続けられるわけでも拡張できるわけでもなく、競争優位性にもならないのです。

数カ月前、業界アナリストのCIMデータは、すべての役割・部署の全ユーザーをサポートし企業全体で使えるプロダクト・イノベーション・プラットフォームの詳細な定義を発表しました。プラットフォームの定義は、すべての業務プロセス標準化、関連データへのアクセスを構築・サポートするようにパッケージ化され構成されるプラットフォームネイティブのアプリケーションといった、様々なプロセスを可能にする機能の全体を含んでいます。こうやってPLMにアプローチする製造業者は、変更に迅速に対応し、導入アプローチが柔軟で、アップグレードも可能なシステムのメリットを得ることができます。

Arasの顧客はプラットフォーム・アプローチのメリットを既に確認していますが、今やこの勢いはさらに、PLM領域をカバーするアナリストの注目を集めています。PLMプラットフォームのアプローチは、業界にとらわれず、自動車、航空宇宙・防衛、医療機器、産業機械といった様々な業界に亘っています。そして今、これらの業界ではArasのPLMプラットフォームが使われているのです。

先日、CIMdataはプラットフォーム定義に基づきArasのPLMプラットフォームを評価しました。結果はどうだったかって…?CIMdataは、Arasをプロダクト・イノベーション・プラットフォームの最高の例であると評価しました。さらに最近では、Forrester Researchが我々のシステムと導入についての検証を行いました。最終的な結果はどうだったのでしょうか…?Forresterも、ここ10年で初めて行われたPLMソリューションの評価において、Arasをリーディングカンパニーとして発表したのです。

リーディングカンパニーAras! FORRESTER PLM WAVEの結果と注目ポイント

Forresterは、我々の強みであるオープン性、柔軟性、拡張性、アップグレード性について検証。そして、Arasは製品ビジョンの実現性、導入と持続性、設定変更の自由度、柔軟性、BOM管理の最高得点を獲得しました。

Forresterは、「組織を意義のあるかたちで変化させ、製品開発とビジネスの間の壁を取り払いたいと考える企業は、要件を満たし結果がすぐに出せるアジャイルソリューションであるArasを検討すべきだ」と述べています。

私たちは、この評価に至ったAras コミュニティのこれまでの活動を誇りに思っております。コミュニティでのディスカッションを通して、PLMプラットフォームを前へ進む唯一の方法にする3つの主な要因を特定しました。

デジタルトランスフォーメーション・イニシアティブ

グローバル競争が激化し、ソーシャル、モバイル、分析、クラウド、IoTなどの複数のテクノロジーが急速に成熟するにつれて、製造業はデジタルトランスフォーメーションを受け入れること、手作業やスプレッドシートで対応可能なプロセスの置き換え、レガシーシステムからの脱却が必要だと認識しています。このイニシアティブにおいて、きちんと先を見ている企業はプロダクト・イノベーション・プラットフォームを見直しています。さらに、製造業ではデジタルスレッドとデジタルツインの価値の認識が広まっています。

製品の複雑さの高まり

最大の要因は、ほぼすべての製品にエレクトロニクス、ソフトウェア、ネットワーク接続が組み込まれていることです。クラウド内にあるサーバーベースのバックエンドアプリケーションとリアルタイムで通信する組み込みソフトウェアを搭載するスマートでコネクティッドな製品は、おそらく最も複雑です。

レガシーPLMの失敗

眼前の現実としては、導入されているほとんどのPLMは基本的なプロダクトデータマネジメント(PDM)の機能を越えられていません。より優れたPLM導入は、リリースされたデータの単一のソースとなって、それによって組織に大きな価値を提供しますが、残念ながらまだ完全にその力を発揮していません。

レガシーからの移行

PLMも変化しており、複雑な製品分野で旧来のアプローチを試し続けようとする企業は時代に取り残され、顧客の革新的な要求に応えることができません。Arasの顧客は、プラットフォームアプローチを通してPLMのビジョンを検証し、再構築しています。勝つのは私たちの顧客です。彼らは、ソリューションの方向性を検証し、製品の複雑さ、レガシーPLMの失敗、デジタルトランスフォーメーションに対応する独自な方法で適用しています。

より多くの取り組みが進められ、Arasコミュニティと共にプロダクトライフサイクル全体に亘って革新的なソリューションを推進していくことを楽しみにしています。

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