ゼロからの Aras Innovator ~ Release 26 の機能強化ポイントのご紹介 ~

みなさま、こんにちは!
アラスジャパン トレーナーの時田です。

本日、Aras Innovator の Release 26 がリリースされましたので、今回のブログでは Release 26 の主な機能強化ポイントをご紹介いたします。

※Release 22 以降にアップグレードする前に「.Net Core Runtime and Hosting Bundle 6.0.6」 のインストールが必要です。

  

過去のリリースの機能強化ポイントは、以下よりご参照ください。

  


  

◆ Release 26 の機能強化ポイント ◆ 

  

【1】Release 26 のログイン画面のご紹介

Aras Innovator Release 26 のログイン画面は、以下のデザインに刷新されました。

  

  

  

  

【2】プロパティへのツールチップの設定が可能になりました!

各プロパティに対して、注釈やヘルプ情報等を表示するための「ツールチップ」と「ヘルプテキスト」が設定できるようになりました。

「ツールチップ」や「ヘルプテキスト」が設定されているプロパティには「?」アイコンが表示され、マウスカーソルを重ねると、下図のような吹き出しが表示されます。

  

  

  

吹き出し内の2行目に表示される文字列が「ツールチップ」「詳細を表示」リンクをクリックすると表示されるのが「ヘルプテキスト」です。

  

  

  

また、「ツールチップ」と「ヘルプテキスト」は、検索グリッドやリレーションシップグリッドなどの各種グリッドだけでなく、フォーム上にも反映されます。

  

  

なお、設定は、アイテムタイプの「プロパティ」タブ内に、以前より将来拡張用として提供されていた「ツールチップ」と「ヘルプテキスト」カラムで行います。
※ どちらか片方のみ設定することも可能です。

  

  

  

【3】親の拡張クラスから継承した拡張プロパティの設定を、個別に上書きできるようになりました!

これまで、親の拡張クラスで割り当てられた拡張プロパティは、親のレベルで設定された内容を継承するしかありませんでした。

Release 26 からは、親のクラスで割り当てられた拡張プロパティであっても、下位の拡張クラスで設定を上書きできるようになりました。
※ 拡張クラスツリー内で設定を上書きできるカラムは従来どおりです(例:「ラベル」、「デフォルト値」、「必須」等)。

    

  

  

  

  

  

  

【4】Technical Document 発行時に出力スタイルを複数の中から選択できるようになりました!

Technical Documentにおいて、ドキュメント発行時に、出力スタイルを複数の中から選択できるようになりました。

  

  

  

  

  

弊社では、Aras Innovator の Release ごとに 「日本語ランゲージパック」 を提供しています。
インストール時に 「日本語」 を選択された場合も、最新のランゲージパックを適用することで、より快適なラベル表示で Aras をご利用いただけますので、ぜひ適用してみてください。

ランゲージパックのダウンロードは こちら
ランゲージパックの適用方法は こちら

  

以上、今回のブログは Release 26 の主な機能強化ポイントをピックアップしてご紹介させていただきました。
さらなる詳細は リリースノート をご参照ください。

それではまた次回、こちらでお会いしましょう。

アラスジャパン トレーナー  時田 和佳奈